急ごしらえなんて無理じゃったんや

葡萄ゼリーで出来たツチノコのような何か 【破滅派｜オンライン文芸誌】




――何か言いたいことは？

「いや、仕方なかったんですよ。半ば偶然見つけた小説投稿サイトにとりあえずアカウント登録するじゃあないですか。投稿しようと思ったら同人登録しないとできないと出るじゃないですか。登録すると、“安否確認”みたいな項目があるんですよ。『これはひょっとして、定期的に作品を投稿しないといけないスタンスのようなものなのか』って思うじゃないですか。それなら登録だけして放っておくのも心苦しいから、何か置いておこうかなとするじゃないですか。FAQ辺りを見ると『他サイトからの転載はいい顔しない。ここでしか読めないものがいい』とか書いてあるじゃないですか。それこそ過去作の『あなたのおねだん』とか『S-ai』でも載せようかと思ったのに、ちょっと暗くてラノベっぽくなくていいかなって感じだったのに。でも、急に書こうと、それも文学的で出来れば荒廃した雰囲気のなんて出てこないですよ。で、昔書きかけて没したネタをちょっと改造してこうなったわけです」

――言い訳の方が長いね？

「あれ以上伸ばしようないですよ！　だって内容なんて無いのだもの」

――言い残したことは？

「いや、待ってくれ。何も悪いことをしようとしてやったわけでｈ……アッー！」






次もし載せる気になったら、酒でも飲みながらBLを書こうと思います。

さーてほのぼの路線に戻りまーす＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／